ロバストネス分析

 ファイルは、もともとはデータの永続化(電気きっても、前のデータを利用してプログラムが実行できる)という目的で出てきた技術である。
 その点で考えると、ファイルは、ロバストネス分析における、エンティティ、コントロールバウンダリでは、ソフトウェアシステム内部で半永久的に管理するデータとその振る舞いを定義するエンティティ(注1)として使われるべきであるのに、実際は、データの転送という目的で、バウンダリに使われたり、コントロールに使われ(注2)たりする。
 XMLも、エンティティ、バウンダリ、コントロールそれぞれに使われる。