今日のクリップ

マーケティング関連

プロダクトアウトよりマーケットイン*1

夢と希望を持とう /神奈川
 地球温暖化防止に喫緊の対策は、新エネルギー源の開発とCO2(二酸化炭素)の削減。石油資源への依存度が小さくなれば、資源争奪の紛争も回避される▼環境負荷がほとんどない新エネルギー源と、木材などバイオマス資源の利用を図るプラントを、県内のベンチャー企業が開発した。いずれも温暖化防止に極めて有効な小型装置▼未曽有の不況を吹っ飛ばす起爆剤となる。だが、大企業を含めた既存勢力は影響が大きいために、また一級とされる物理、化学学者も自らの学説や理論が無と化すため、容易に新プラントを認められないでいる▼頑迷で固陋(ころう)な旧勢力が、新たな創造を妨げる障壁だ。オバマ米大統領が「新エネルギーの開発を」と訴え、世界中の人々に希望と勇気を与える背景には、それなりの裏付けがあると確信する。日本のローカル発信に、世界中が歓喜し、夢と希望を膨らませる日が近づいてきた。【高橋和夫

  • 県内のベンチャー企業が開発した。いずれも温暖化防止に極めて有効な小型装置

ができたらしい。だが、

  • 未曽有の不況を吹っ飛ばす起爆剤となる。

理由が不明*2
 ものすごい製品ができたとしても、それが売れるとは限らないのが商売の世界でしょ。
 (追記)そもそもこの製品がインチキなんじゃないかって、方法で騒がれてるらしい(・ω・`)。

焼畑農業

 振り込め詐欺の手口をマーケティングやビジネスモデルとして考えるとよくできてると思う、という意味。
 詐欺ってのは要するに焼畑農業*3。みんながみんな、「一応」の相互信頼でもって商売している中で、ごく少数の悪い奴が甘い汁をすするのが詐欺。
 だから、詐欺を継続的なビジネスとして考えるなら、絶対に表社会にその存在が知られることがあってはならない。
 詐欺行為の利益の源泉は、「一応」の相互信頼であるから、お互いがお互いを信用できなくなると商売上がったりになる。
 振り込め詐欺集団の「本部」が、大陸やお隣のステキな国にあって、被害がもっぱら日本国内で発生しているってことを考えれば、この問題を通してどういう性質の社会から、どういう性質の社会に向かって富が流出しているか、というその流れが見えてくる。
 ブコメにも、以下のように書いておいた。

お金を使わないことの理由は「不安」でしょ。ということは、「不安」を取り除くのが定石。詐欺は不安を助長する焼畑農業だと思うけど。

追記

競争戦略
  1. ユニークなバリュー・プロポジション
  2. 異なった方法による価値連鎖の構築
  3. 明確なトレードオフに基づいた競争
  4. すべての活動を相互補強する関係にする
  5. 継続する

*1:要するに、品質の高い商品が売れるのではなく、消費者が買いたいものが売れると言う原則。

*2:オバマ大統領の演説がソースとか言わないよね?

*3:焼畑農業だから、あまり欲張らず、世間様の目に留まらない範囲で続けていく分には自分の取るリスクも少ないが、手当たり次第に商売を始めると結果的に社会から睨まれ、商売ができなくなるという話。