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クリエイティブ職の報酬と「生産性」
クリエイティブ職の「生産性」
金出さないと普通レベルの人間も集まらない
デザイナーへの報酬が「ふっかけられてる」という不満をぶちまけたエントリー。
まず、私個人のエントリーに対する所感を述べておくと、デザイナーみたいなクリエイティブ職を相手に時給換算ってのは、感覚ずれてないかなー、といったところ。
はっきり言ってしまうと、5秒でデザインしたものでも、1年かけてみっちり考えてデザインしたものでも、そのデザインの価値は同じだったりする。デザイナーの仕事って、究極的には時給換算はできないと思ってる(もちろん、クライアントとの打合せとか、時間で計れる部分もあるっちゃぁあるんだけど)。
だから、クリエイティブ職の「生産性」って、柔軟性がものすごいことになってる。なぜなら「生産性」ってのは、単位時間当たりに生み出せる価値のことだから。
時給換算ってそもそも何のため?
ITエンジニアを含め、サラリーマン的なことをやっていると、そうはいかない。ある決められた時間の中で、ある職場のある椅子に腰掛けていなければならないとか。
ショップ店員のほうが例としてはわかりやすいかも。ある時刻にそこにいる、ということ自体がビジネスチャンスになるわけだから。
なんでもかんでも時給換算をしていると、どうしたって金額と言う指標で優劣を意識せざるを得なくなるよね。
お金とか、生活とかってやっぱり基本だし無視しちゃいけないことだと思うんだけど、時給換算はやっぱり百害あって一利なしだろ、と言ってやりたいよ。