数日振りのクリップ

IT投資にたいする考え方の転換点

  • ITは水と同じで必要不可欠 効果の「見える化」に意味はない:ITpro
  • 確かにITを使い始めたころは人間の仕事を機械化していたため、「何人減ります」でよかった。でも今は、ITでなければできないことをやっている。その部分を人で置き換えられるかというと、絶対に置き換えられない。そんな仕事をITが担っているのです。
  • 決算が1週間早まったときの効果は、金額に換算していくらになるのでしょうか。決算の結果を出すのが1週間遅れれば、その分、手を打つのが遅くなる。この効果を莫大だと思うか、意味がないととらえるか。経営トップの考え方だけだと思います。
  • 経営をするうえでITがなかったら生きていけないのに、ITに感謝している人が少ないのも事実。その意味でも水と同じかもしれません。かつて日本人は水と安全はタダだと思っていると指摘されました。それと一緒ということです。これではIT部門は気の毒です。

 効果の「見える化」が意味を持つのは、その仕事が人間がやってもコンピュータがやっても同じアウトプットである場合。
 ITの担う役割が、人手では代替できないものであるならば、投資対効果の「見える化」は虚構の産物に過ぎない。

グラスハート

 研修で「わたしからの話は以上になりますが、何か質問はありますか?」―などと言うと、「鋭い質問」をしようとする新入社員さんがいらっしゃいます。まさに聞いてほしいと思っている「いい質問」であればよいのですが、問題なのは、講師が答えるのに頭を使ってしまうような「鋭い質問」です。

 何がまずいかというと、鋭い質問というのは、往々にして現在の仕事のフレームに対して批判的なニュアンスを含むからです。講師と関係ない部門についての批判ならまだしも、講師はその分野に詳しいから講師になっているのであって、講師の仕事を批判していることになるのです。

 サラリーマンというのは、自分が正しいと思っていない仕事を強いられることも多く、しかも、「ここ間違ってるよなぁ」とうすうす思っていることを新人さんに批判めいた指摘をされたら、ドンヨリした気分になってしまいます。

(中略)

 「じゃあポジティブなことしか言っちゃいけないのかよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくその通り、ポジティブなことしか言ってはいけません。それはなぜかというと、わたしたちと同じくらい、先輩や上司は傷つきやすい生き物だからです。

すごい事例

エンドユーザーがシステム開発にかかわることはよくあるが,社長自らというのは珍しい。実はこの社長の視点でのシステム開発が,枚岡合金のすごさの一つなのだ。

 この事例がさらにすごいのは、作り上げたシステムがパッケージとして収益性のある事業に成長している点。

ビジネスの転換期に業界ガリバーはどう出るか?

 世界的に見ても、今後携帯電話端末の販売需要が伸びるとは考えにくい。たとえば、

  • 世界不況
  • Samsungなど競合他社の伸長
  • 先進国での需要飽和
  • iPhoneなどスマートフォン市場の成長(Nokiaはスマートフォン部門では後れを取っている)

といったあたり。