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障害事例:NTTコミュニケーションのIP-VPNサービスで大規模ウィルス感染

 全VPNを監視する管理者用ネットワークが感染してしまったため、論理的には相互に通信することはありえないネットワークをまたがってウィルスが拡散したと言う事例。
 考えてみれば「なんだかなぁ」という事件ではある。

復旧後,被害を与えた恐れのあるユーザー企業に電話で経緯を説明し,電子メールでウイルス駆除方法を通知した。この対応について,あるユーザー企業は「NTTコムの過失なのに,メール一本の指示だけでユーザーにウイルス・チェックさせるのはおかしい」と憤る。

 事後対応にも不始末があったようで、そのことが騒ぎを大きくした・・・、ということはあまり考えられないか(・ω・`)。
 VPNのセキュリティは、インターネットよりはまし、という程度に考えておかないといけない。専用線には及ばないですよ。

Mobile

BREW陣営の「次の一手

 なんか、モバイルだけじゃなくて、自動車とかその他の産業全体について言えると思うんだけど、新興国市場の展望を甘く見すぎてないか?
 BREWにとっては、オープンプラットフォームが競合相手になるわけだけど、そのオープンプラットフォーム側だって、新興国市場を指くわえて見守ってるわけじゃないだろう。*1
 参入障壁の低さがBREWの魅力だ、と言ってるけど、新興国はもと・欧米の植民地が多いから、日本みたいに言語の壁にぶつかる可能性が低い。
 つまり、ハイエンドモデルもローエンドモデルも一箇所で製造して、出荷先ごとにラインナップを分ける、Windows7みたいなビジネスモデルが出てくるんじゃないかな。

*1:もともと、クアルコムって会社は、秘密主義の傾向が強いってイメージがある。だからこそ、オープン陣営に敵意むき出しになるのかな、と邪推してみたり(・ω・`)。