ストックしたクリップ(縮退運転中)

チャラ、ヘッチャラ

  • 横塚氏は,「SEというのは,実はエンドユーザーに近い立場だ」と言う。「システムは現場の業務プロセスを映す鏡であり,システム開発は新しいビジネスモデルや業務プロセスを作ることでもある」(同)からだ。だから,どんどん業務のことを現場に聞きに行って良いのだと言う。
  • 「(ユーザーを)わくわくさせるものを作る」ということだ*1。意外な視点のようだが,横塚氏の経験によれば,ここを意識して作ることが,企業の競争優位を生むITにもつながるのだという。
  • ユーザーをわくわくさせるようなシステムを作るにはどうしたらいいのか。横塚氏はいくつか条件を挙げた。SE自身の私生活を充実させること。ユーザーやSE同士が積極的にコミュニケーションをとり仲良くなること。デザイン力を養うこと…などだそうだ。

 それにしても要求が多すぎないかね?

。「絶対にトラブルを起こすな、テストは何度もしたのだろうな、と言われ続けたら、SEはやる気がおきないだろう」(横塚氏)。

 これはまあ、その通りかな。日本の社会では「責任と権限の分離」が徹底的に行われているからね*2

関連

 数値計算の面では、これらメインフレーム時代の言語を代替する開発環境はないのではないか、と言う話。
 もっとも、上の東京海上日動の例では、処遇に困ったCOBOLエンジニアを使っただけじゃないのか、という批判もあるわけですが。

http://kzworks.at.webry.info/200809/article_28.html">COBOL で開発した新システム 民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜-ウェブリブログ
あえて東京海上日動が、COBOL を選択したというのならすごい話だと思っていたのだが、ITpro の記事によると、これはどうも違うようで。
単に、COBOL プログラマがたくさんいたとか、COBOL のライブラリを作ってしまっていたとか、そういう話だったようだ。
残念。

*1:ブコメにも書いたんだけど、『オラなんだかわくわくしてくる状況って、地球が滅亡寸前の状況だと思う』(・ω・`)。

*2:会社の中に限らず、サヨクが主導する市民運動とかもそう。もう、要求するだけで、行政と実現方法を調整するとかそういう努力すら一切やらず、ただ補助金を引き出そうとするだけというね