ストックしたクリップ(縮退運転中)
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チャラ、ヘッチャラ
- 横塚氏は,「SEというのは,実はエンドユーザーに近い立場だ」と言う。「システムは現場の業務プロセスを映す鏡であり,システム開発は新しいビジネスモデルや業務プロセスを作ることでもある」(同)からだ。だから,どんどん業務のことを現場に聞きに行って良いのだと言う。
- 「(ユーザーを)わくわくさせるものを作る」ということだ*1。意外な視点のようだが,横塚氏の経験によれば,ここを意識して作ることが,企業の競争優位を生むITにもつながるのだという。
- ユーザーをわくわくさせるようなシステムを作るにはどうしたらいいのか。横塚氏はいくつか条件を挙げた。SE自身の私生活を充実させること。ユーザーやSE同士が積極的にコミュニケーションをとり仲良くなること。デザイン力を養うこと…などだそうだ。
それにしても要求が多すぎないかね?
。「絶対にトラブルを起こすな、テストは何度もしたのだろうな、と言われ続けたら、SEはやる気がおきないだろう」(横塚氏)。
これはまあ、その通りかな。日本の社会では「責任と権限の分離」が徹底的に行われているからね*2。
関連
- FORTRAN と COBOL の代替言語はないかも ronSpace
- 会計計算では、計算規則は、人間が手で計算することを前提に作られているはずですから、10進固定小数点で計算しなければ、計算結果は「正しく」ならないでしょうね。保険関係の計算を行なうのに COBOL を使うのは、合理的な選択に思えます。プログラミング言語の組み込み型に、10進固定小数点がなければ、プログラムを書くのは、かなりつらくなるでしょう。
- FORTRAN と COBOL というのは、コンピュータが「計算機」であった時代に生まれたプログラミング言語であるわけでして、数値計算に関しては、未だこれに代わる言語というのは存在していないように思いますね。C言語がプログラミング言語のメインストリームになってからは、数値計算というのはプログラミング言語の進化から忘れられた存在なのかもしれません。
数値計算の面では、これらメインフレーム時代の言語を代替する開発環境はないのではないか、と言う話。
もっとも、上の東京海上日動の例では、処遇に困ったCOBOLエンジニアを使っただけじゃないのか、という批判もあるわけですが。
http://kzworks.at.webry.info/200809/article_28.html">COBOL で開発した新システム 民芸的プログラミング 〜ソフトウェア開発日記〜-ウェブリブログ
あえて東京海上日動が、COBOL を選択したというのならすごい話だと思っていたのだが、ITpro の記事によると、これはどうも違うようで。
単に、COBOL プログラマがたくさんいたとか、COBOL のライブラリを作ってしまっていたとか、そういう話だったようだ。
残念。