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 新卒採用の仕事が、こんなに激務だとは全く思ってもいませんでした。

 学生の時は、人事の方って、すごく大人だなあと思っていましたが、裏に回ればこんな感じなんだなと愕然としましたよ。私が配属されたのは人事部ではなくて、経営企画室という部署でした。広報宣伝、秘書業務などもやりながら、並行して新卒の採用をするというお寒い実態でした。採用担当者の人数は3人だけで、本当に忙しかったです。

 何より大変だったのが、学生の面接・試験日の日程調整です。これを3人でやっていて、私が一番下っ端でしたから雑用も全部押しつけられました。そして毎月の会議の議事録作成も私の仕事でした。採用人数は50人でしたが、さらにいい人材がいれば、それも採用するという感じでした。採用人数はノルマというカタチで、非常にプレッシャーを感じましたよ。

 残業時間はもちろん月によって変わりますが、採用のピーク時には、月に100時間はゆうに超えていました。土日も出勤のときがありましたが、残業手当は全く出ませんでした。採用担当は間接部門ということで営業部門に比べて軽んじられていたんです。

 会社の採用ウェブサイトには、「当社で一番の財産は『人』です。ですから当社では『人材』ではなく、『人財』と考えています」と書いてありますが、全くの大嘘です。

 採用セクションが「片手間」でやっているなら、そりゃ採用プロセスが崩壊していても納得がいくのですが。

 ソフトバンクモバイルは9日、携帯電話で送ったメールが関係のない第三者に届く誤配信などのトラブルが西日本を中心に発生した、と発表した。大阪にあるメールサーバーの一部でユーザーを識別するシステムに不具合が生じたのが原因という。現在、不具合は解消されている。

 世間的な騒ぎの大きさとは別に、システムの観点から見て深刻なトラブルと、そうでもないトラブル*1という区別はやっぱりあると思います。
 このトラブルは、システムの観点から見ても相当深刻なトラブルです。

 Anthonyは、経営管理の機能を3つの階層に分けて考察している。最上位の階層が「Strategic Planning (戦略的計画) 」、中間の階層が「Management Control」、最下位の階層が「Operational Control」だ。

 Strategic Planningの層では、外部環境を見ながら組織の基本方針を定め、組織の存続と発展を図る。そのために、組織の目標達成に要する資源の獲得、利用、分配の施策に関する決定を行う。Management Controlでは、Strategic Planningにおいて決定された資源の獲得と利用を具体化し、その施策を確実に遂行させるための機能を担う。そして、Operational Controlでは、個別業務の効果的かつ効率的な遂行を確保する。

 最近、いろいろあって、ゴリゴリのウォーターフォールの技法について、いろいろ考えさせられる機会が増えています。
 そういうこともあって、いろいろと考えさせられることも多々。

  • むしろ、読んでいただいた人がわからなかったこと、もっと知りたい事を気軽に質問でき、それに対して答えられる仕組を整備する方が大事ではないかと。
  • で、今はいろいろあるじゃないですか。Wikiとか掲示板の類とか。
  • そういうのを活用する事で、誰も読まないような分厚い報告書作成の労力は削減できるのではないかと。

 このあたりが、XPでいう「オンサイト顧客」になってくるのかな。
 この人の立ち位置*2からいくと。

*1:世間では大騒ぎだが、「素人」が言うようなリスクが顕在化することはまずありえないもの。

*2:Agile推奨