地方ニュース漁り読み(2009/9/25分)

 個人的事情により、日記にかけられる労力がますます捻出困難となり、これまで以上に手抜きとなっています。
 そこで、ポストする分の労力をケチって、ネタ収集する分の労力はなるべく削らないという方針で対応していこうかと。
 普段は、「今日のクリップ」というタイトルで、最初にブクマのリンクを並べていますが、それを当面中止にします*1

利用率の高い上位10手続きを除いた電子申請の利用率はわずか2・0%。一部の手続きに利用が偏っている現状が浮かび上がった。

 低迷の要因は、多くの手続きでID登録や住民基本台帳カードを用いた公的個人認証が必要なことに加え、認知度の低さも指摘されている。

 香川県は4月から、手続きの簡素化や携帯電話から申請できる手続きの拡充などを行い、利用促進を図るとともに、申請できる手続きを72項目に絞った。同課は「これまでは手続きを増やすことに力を入れてきたが、今後は県民ニーズをしっかり把握し、利便性向上に努めたい」としている。

 

 光ファイバー網敷設事業は市内全域が対象。台風や集中豪雨時の緊急情報伝達手段の確保のほか、地上デジタル放送の難視聴地域やブロードバンドゼロ地域の解消などを目的としており、10年度中の完成を目指す。国の地域活性化公共投資臨時交付金などを活用する予定で、市の実質負担は事業費の16%となる。

 いわゆるデジタル・ディバイド問題というやつですかね。
 政府の財布の紐がきつくなって、こういうところに悪影響が出なければいいんですが。
 いっぽう、難視聴対策という面では、民生部門でCATV事業体の統合が進んでいるようですね。

  • 「IT新改革戦略」(平成18年1月IT戦略本部決定)及び「秋田県教育委員会IT化基本構想(平成17年12月)に基づき、
  • 県立学校学習ネットワークシステムの導入に当たって、全体を管理し、ネットワークの中核となるセンターサービスシステムの構築を行う
  • インターネットの発達により、生産者と消費者を直接つなぐことが可能となった。物品の流通を活発化したのみならず、生産地からの情報発信も容易になった。これを用いた地域振興の試みも多方面で行われている。
  • 沿岸地域に劣りがちな情報技術(IT)の活用
    • 地域振興の原資となる水産資源の特性から沿岸漁業の持つ多機能的役割
    • 水産分野におけるITを用いた地域振興の可能性

 一例として考察。
 生産者、販売者の観点では、地域の独自色を打ち出して継続的な販路を獲得するマーケティング戦略が重要であり、いっぽう、たとえば回転すしのような大量に消費する事業者にとっては、世界中で、その瞬間にもっとも安い場所から、もっとも安定した品質の仕入をするビジネスモデルの確立が求められるのですよ。
 ITでなんでも出来る、というより、何をするにもITを活用する余地がある、というのが本来の理解の仕方なんですがね。
 生産者の観点でいうと、たとえばもう実現されていますが、魚群探知機のような生産活動を支援するもの、地域住民の観点では台風など気候・災害に関する情報の迅速な提供、行政サービスの支援。企業誘致活動。
 情報発信、ネットモールの立ち上げ・・・。
 風呂敷はいくらでも広げようとおもえば広げられますが、実現性とコストとメリットを考慮せねばなりません。
 余計なお世話かもしれませんが・・・、現実味があるのは、決して「大規模」でも「最新」でもないシステムではないでしょうかね。スーツ(笑)なお歴々はあまり見向きもしないかもしれませんし、かといってギーク(笑)な方に先々の展望を求めるのも・・・。唯一神理系様万能論に陥ってしまいそうですが。

*1:そもそも、地方のニュースはブクマがほとんどついておらず、ブクマがぼく一人ということが多い。