景気わりぃッスね

不景気

不況はチャンスなのか?

 「不況は経済を鍛える」という頑固な思い込み - すなふきんの雑感日記
逆の可能性は考えられないのだろうか?就業できなかった人たちは当然ながらOJTという実践に即した職業訓練の機会を失うことになるし、企業の経費削減により人材への教育訓練投資も減らされる場合が多い。失業や倒産といった事態は個人や企業に蓄積されてきたノウハウなどの知的資源の滅失をもたらす。家庭の経済的理由から進学を諦める若者も増える。

 不況は企業を鍛えない - 酔狂人の異説
不況により追い込まれた企業がいちかばちかの賭けにでる。大部分は、賭けに失敗して倒産する。だが、ごくまれに賭けに成功する企業がある。賭けに成功した企業を後知恵で評価するから、不況が企業を鍛えるように見える。

 なるほど>不況は企業を鍛えない - すなふきんの雑感日記
とかく不況になるとなんらかの「賭け」に出るインセンティブが高まるように思える。そしてその「賭け」は好況時に比して成功確率の低いものとなる。なので賭けに勝った者たちは確かに相対的に「成功」したといえるかも知れない

 企業側のロジックからすれば、ふっつーに、「企業の財務体質の強化」のため、「人件費の削減」とか、「生産性の向上」なんてことを言いたいだけだと思われる。
 ※「生産性の向上」が「人減らし」とイコールになってる現実が笑いどころ。