ハン板マターの件

 はてなブックマーク - 会社で盗撮写メされた
 この一件が、じつはハン板マターじゃないのかなぁ、と推測している。
 ソースが足りなすぎるので、どうやったって推測の域を出ることはありえない。したがってツッコミは受け入れられないのであしからず(ツッコミもまた、推測の域を出ることがないため、どうやったって水掛け論になってしまう)。

まあ、抜粋から読みたまい

 会社で盗撮写メされた
会社で目の前に座っている男性は仕事中に風俗の話をしたり、風俗でなくても女性の話が絡むと必ず美醜の評価をつけて話す。
(「〜部署の○○さんは綺麗だが」「△△さんはブスのくせに〜」)
聞いていて気分が悪かったので仕事の話以外は反応しなかった。
すると、その男性はことあるごとに私にケチをつけるようになった。
仕事上の間違いは仕方がないとして、服装や姿勢、私が他の写真と話している話題にまで勝手に口をつっこんで嫌みを言ってくる。

 女性を語るに美醜のみを云々するところが、じつに気色悪い男ですね。

 会社で盗撮写メされた
その代わりに始まったのがセクハラだ。
男性と自分のデートや同居、はては籍を入れるなどの発言が始まった。
もうどうしていいか判らないで神経的にまいってたところ、たまたま、広いフロアにその男性を二人きりになってしまった。
普通の就業時間でたまたま二人以外が全員離席していただけ。
私は、二人っきりの気まずさがあったが、たまたまた席を外している人もすぐ帰ってくるだろうし、どうしても仕上げなくてはいけない仕事があったので目の前の男性と目を合わせないように仕事をしていた。
すると。
パシャ。という音がした。
目をあげると男性が携帯カメラを構えていた。
驚きですぐ口が聞けなかった。
ようやくもごもごと「データ消してください」と言ったけれど、男性はニヤニヤするばかりで一向に消す気配はなかった。

 これは、なにかの「既成事実」を作りにかかっていると考えられる。
 たとえば、この女性の写メを待ち受けにして、「俺の彼女だぜ」と親戚中に見せびらかすとか。
 何のためにそれをするかって?まあ、そういうことをしたがる連中というのが世の中にはいるわけで、ここで述べているのは、この男がそうした種類の人間ではないかという推測に過ぎない。
 と、いうわけで、

 会社で盗撮写メされた
翌週、上司に呼び出された。
開口一番「なぜ、俺に最初に言わなかったんだ。俺の管理能力が疑われるじゃないか」という叱責だった。
あげくにその男性は上司ももてあましている人間だから我慢しろと言われた。
言葉も出なかった。
男性の前から離れたいと申し出ると「原因が(私)さんが言いつけたって判って怒り出すよ。また嫌がらせされるよ。いいの?」と言われて、結局は席を変えてもらえなかった。
そして「セクハラ委員会に訴えられても結局は委員会は何もしないし苦労するのは俺(上司)だ、その苦労を考えたことがあるのか」と言われた。

 まあ、裁判カードはまだ切っていないようなのであえて言わせてもらうと、こうして上司が納得していない段階でカードを切ってしまうと、会社とのバトルにもなりかねないという問題が考えられる。
 そうでなくても、上司の納得が得られていない段階で裁判に打って出てしまうと、この上司もメンツを潰された格好になる。人間関係を壊すというのは大きなリスクだ。
 勤めを続けるにしても辞めるにしても、了解を得るべく最大限の努力をしたほうがいい。あと、こういう場合は、直属の上司のもうひとつ上の人にかけあってみるというのも手ではある。
 いずれにしても、この上司の反応が個人的な保身のためのものであるか、組織としての方針であるかも慎重に見極めなければならない。
 法務にしても、ガス抜きのためにものわかりのいいふりをしているだけという可能性が捨てきれないのだ。
 それにしても、

 会社で盗撮写メされた
その後、延々と、今男性に文句を言ってみろ、何をされるかわからないぞ、会社帰りに家をつけられたりしたらどうするんだ、とも言われた。

 のくだりを読むと、どうしてもハン板マターとしか思えない。
 そもそも上司が根本的解決に乗り出さない(乗り出せない)ことの理由が、背後にあるとも考えられるからだ。
 むろん、だからと言ってこの上司が女性の苦境に見て見ぬふりをするというのはおかしな話ではある。

何にしても

 この女性にさらなる被害が出ることなく、解決することを希望します。