今日のクリップ

内部統制と紙の文化

 あんまり関係ないけど、昨日の『仮面ライダーディケイド』の話。
 今回から『ブレイドの世界』編。ライダーたちはBOARDという企業に所属するサラリーマンライダーと言う設定。
 敵であるアンデッドというモンスターと闘うにも、いちいち社内で稟議書に社長印を押すというなんともお粗末なシステムなんですがどういうことでしょう。
 ライダーに変身できる機械を作れるレベルの会社が、稟議書を事務方が紙抱えて走り回るとかねぇ*1
 稟議が下りる前にライダーが致命傷を負う可能性だって当然あるわけだが、そこはあくまでコンプラ重視ですよ。
 いやはや、じつに内部統制のきいた企業だなぁと思って見てますた。

変な話

 別に楽天自身が医薬品を売っているわけじゃないんですよ。あそこに店舗を出しているのは、地方の中小薬局や伝統薬のメーカー、そういう人たちでしょう。言ってみれば、リアルの店舗だけでは、とてもやっていけない人たちが中心。そういったものを、排除する権限が厚労省のどこにあるんですかと。
 誰かが言っていたな、「僕は薬剤師です」と。「改正薬事法の施行で、薬剤師よりも簡単になれる登録販売員がコンビニなどで医薬品を販売できて、薬剤師である僕がネットで売れないって、すごく矛盾を感じる」と言っていましたけど、本当にその通りだと思いますよ。

 しかし、地方の中小薬局がネット通販で生き残りをかける、という構図には違和感を禁じえないな。

他人事

 消耗するだけなので触りたくもないわけですけども、人に「配慮」や「理解」を求めるだけ求めながら、自らは高みの見物を決め込んでいる連中がいるわけですよ。
 これまでも何度か言ってきたように、もしあの一家を支援したいというなら、クリップやら日記の更新やらするんではなくて、自らの財産を捧げろと*2
 奴らは、不法就労者の社会的地位の低さにつけこんで、過酷な労働を強いる悪徳経営者といわば同罪なのである*3。他人を差別主義と罵るその口がぶら下がる、奴ら自身こそが最悪の差別主義なのだ。

*1:いや、案外笑えねぇもんですよこちらの業界でも

*2:これこそ、自らの身を炎めがけて投げ出してなしえる仁ではないのか?

*3:奴らの犯罪を幇助している点で。