2009/5/19分のクリップ

Web

Webサービスが「面倒くさい」と感じるとき
  • 第33回 リピーター増加を阻む「面倒くささ」の壁:ITpro
  • その人に,なぜクライアントアプリケーションなのか,と聞いたところ,「いちいちブラウザを立ち上げてアクセスするのは面倒だからだ」と答えました。僕自身は,PCを立ち上げているときはほとんど常にブラウザが立ち上がっていて,ブラウザが立ち上がっているときはほとんど常にlivedoor Readerが開いているので,全然そんなの気になっていませんでした。なので,人それぞれ感じ方が違うんだなあ,と思ったのです。誰もが常にブラウザを立ち上げているとは限らないんですよね。
  • 「面倒くさい」大きな理由の一つに,冒頭でも触れたような,「アクセスまでにかかるコストの高さ」があると筆者は思っています。ウェブサービスを利用するには,ブラウザを使ってアクセスをする必要があります。
  • そのサービスをすでにものすごくヘビーに使ってくれていて,それらのメリットを十分に理解してくれているユーザーなら,ある程度の労力は全くいとわないでしょう。僕自身も,例えばlivedoor Readerにアクセスすることは,全く苦ではありません(もちろんそれは,常にブラウザを立ち上げている,ということもありますが)。でも問題なのは,多くの人が,そのメリットを実感する前に,面倒くささに負けて,アクセスしなくなってしまうことだと思っています。
  • その解決方法の一つとして,クライアントアプリケーションを公開するという方法があるのではないか,と筆者は思っています。クライアントアプリケーションとは,ブラウザを使わなくても,そのサービスの情報にアクセスしたり,情報を更新できるようにするためのアプリケーションのことを指しています。
  • インタフェースの多様性を増やすための方法として,クライアントアプリケーションを公開するよりも一歩進めた考え方として,APIを公開するという方法もあると思います。
  • ウェブサービスの多くにとって大きな収入源である広告のことを考えると,APIですべての機能を提供してしまう,というのはなかなか勇気のいることだというか,うまくやらないとAPIばかりが使われて,ウェブページで広告を見てくれる人が少なくなってしまう,という危険性はある

 興味深い。

物流

Amazonの配達業者がいつのまにか日通から佐川になっていた件
  • 「郵政・日通」連合から荷主が逃げ出した:日経ビジネスオンライン
  • インターネット通販サイト「アマゾン」の利用者であれば、この春に起きた、ちょっとした変化に気づいたかもしれない。商品の配送が、従来の日本通運ペリカン便」から、佐川急便「飛脚便」に切り替わった。
  • 理由の一端は、統合のもたつきにある。
  • 統合計画の遅れは、ペリカン便に重い代償となってのし掛かっている。この間、ペリカン便は将来に向けた投資がほとんどできなかった。今後のサービス対応や商品開発を荷主から尋ねられても何も答えることができない。
  • 市場は待ってはくれない。目標とするヤマトや佐川は配送網や情報システムの整備に年間数百億円規模の投資を継続し、着々とネットワークの拡充を進めている。
  • 宅配便事業は固定費負担の高い装置産業で、何よりシェアがモノをいう。2番手クラス以下のプレーヤーがライバルと事業を統合するのは至って常識的な経営判断と言える。実際、ゆうパックペリカン便を同じインフラで処理すれば、配送効率や設備稼働率が高まり、赤字は減る。
  • 今期の日通の宅配便取扱個数は大口顧客が流出していることから、JPEXに事業分割した分を含めても、3億個を割ってしまうと個人的には予想している。すると、シェアは現状の10.4%が9%前後まで下がることになる。
  • ゆうパックが横ばいで推移したとしても、両社を合わせたシェアはヤマトや佐川の半分に過ぎず、劣勢に変わりはない。むしろ差はいっそう拡大する傾向にある。

 もう市川塩浜のセンターじゃないんだ・・・。
 そういえば、ここ数ヶ月の間に、Amaの配送センターをどっかに開設してなかったっけ?>日通

日通のAmazon物流センター

 (追記)見つけた⇒アマゾン、大阪府堺市に物流センター「アマゾン堺FC」を開業ニュース - CNET Japan
 旧来の物流センターは以下の通り。

 大口顧客のためにどでかく投資したのに逃げられるなんて、ありえね〜。
 もはや使われていない物流センターの記事を引っ張ってきてどうすんの、とか言わないの。てか言わせな〜い。

Windows

今昔物語

 Windows95以前は、MS-DOSの上で動作するアプリケーションだった。

Windows Server 2008 R2の追加機能
  1. Windows Server 2008 R2に「File Classification Infrastructure(FCI)」と呼ぶ大きな新機能を搭載する。システム管理者やIT担当者がFCIを利用すると,ファイルのラベルとプロパティを使ってデータを分類し,この分類に応じたポリシーを適用できるようになる。
  2. Windows Server 2008 R2の仮想化機能「Hyper-V」の「ライブ・マイグレーション」について,同種プロセッサ(IntelあるいはAMD)ベースのサーバー間で利用できるようにする。

-ライブ・マイグレーションとは,仮想環境上の仮想マシンを動作させたまま別の仮装環境に移動させる機能である
-AMD系プロセッサとIntel系プロセッサにまたがるライブ・マイグレーションはまだ対応しない

  1. Hyper-Vバージョン2.0では,Windows Server 2008 R2サーバー上にある最大256個のプロセッサを使って,最大64個の論理プロセッサで構成するプロセッサ・プールが作れるように拡張される

 2.,3.は仮想化環境向けの追加機能ですか。
 どちらも、スケーラビリティの柔軟性を高める機能のよう。
 2.は、すでに動作する仮想マシンをスケールアップでき、3.はプロセッサをスケールアウト、と。