雇用流動化と購買力低下。と、高学歴化??

若年層雇用

自動車販売の低迷

 はてなブックマーク - 若者のクルマ離れ、読者コメントから再考:日経ビジネスオンライン
 車持ってないです。

 若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如:日経ビジネスオンラインのコメント欄

30手前で車所有している会社員です。問題の本質は「価値観の多様化」ではないかと感じます。本当にやりたい事があれば安定収入の正社員より時間に拘束されないフリーターや契約社員を選ぶ、といった若者が増えたことが第三者的には経済力の低下と写るのかなと思います。

 「本当にやりたいこと」があって非正規雇用をやっている人数をサーベイしてほしい。
 そんな人間が、万単位(経済に影響が出る規模)いるとも思えない。NSCの生徒数が日本の全人口に占める割合とか。

サーベイの仕方について

20〜24歳の給与所得者数と人口の推移表からは『専門学校・大学・大学院の進学率の向上』は類推出来るが『若年層の不安定な就労の増大』の増加は読み取れない。年齢を5歳ばかり上げた「ロストジェネレーション」層の表を作り直して欲しい。

 そうそう。

老人の妄言

若者に覇気がないと書いている方が数人いらっしゃいますが、「覇気」の表現方法が世代間で異なるだけという可能性には気づいておられないようで残念です。

 そうそう。老人の武勇伝を聞かされても「ハァ?」だろうと思うよ。

「昔はいい車があったから若者が購入したが、今は…」典型的な年寄りの昔話という気がしますね。バブル経済の頃に、トヨタ2000GTや、更に以前の800CCスポーツカーの自慢をしている人がいたのと同じで、何のデータもないのに自分の思い込みのみで話をしているだけでしょう。(中略)「今の若者は物が足りている豊かな時代に…」派遣村の若い人を見ると決してそうとは思えない(中略)。そうすると浮かび上がってくるのは必然的に購買力の問題だと思いますけど。(中略)“製造業への派遣解禁で、若者層の購買力が落ちて、彼らを昔ほど大きく顧客層のターゲットと考えることが出来なくなった”というのを認められないのでしょうね。

 なんかムダに長ったらしかったので、ちょいちょいとつまんでみました。

Too late

日経グループでもこういう記事を掲載しますか。経団連などの太鼓持ちとして過去にどういう論陣を張ったかよ〜く思い返してみてください。論じる資格は無いと思いますが? 中間層を貧困層に叩き落すような社会を作っといて、「中間層向けの商品が売れません。困った。。。」自業自得ですよ。 その程度のことも想定できないような経営者なんですか?みなさん。

クルマが売れない原因はいろいろあるんでしょうが、購買力低下=維持費負担力の低下=選択肢の限定(新車→中古)、でもありますから、購買力低下は間違いなく根本的原因だろうなと感じてました。ようやくこのことを提言してくれる人が出てきたな、と思うのですが「too late」ですね。むしろ、なぜ今まで気づかなかったのか?のほうを、もうちょっと踏み込んでみてほしかったです。

 Too lateになってしまった理由。それも、日経の媒体がToo lateになってしまった理由は非常に気になる。
 分かりきっているかもしれないけど、ヤッパリ気になる。

テンプレ?

そもそも製造業への派遣労働解禁は、新興国の柔軟な生産調整力に対抗するために取り入れられた制度ではなかったでしょうか?その是非についてもう少し議論があっても良いと思います。また、この制度に賛同して派遣される就業形態を選んだ方たちには同情の意を隠せません。

 日本語でおk

自動車の販売台数減少を若年層の購買力低下とそれを更に派遣労働者の増加と結びつけるのは,問題ありでしょう。若年層の生活思想は,確実に変わっていると思います。また,何でもかんでも派遣労働を諸悪の根源と捉える論理もいかがなものでしょうか。今,「年越し派遣村」等を利用している非正規労働者の多くが,小泉改革を支えた支持者たちではないでしょうか。

 妄想乙。